子育てフォーラム「みんなで子育て」開催 

瀧川君枝

ゆ・にっ・と横須賀では、11月22日、第2回子育てフォーラムを開催しました。11の参加団体や子育てまっ最中のお母さん達50名の参加を得、翌日の神奈川新聞でも取り上げられました。
1部は、「上手なほめ方叱り方」と題し、心理カウンセラーであり子育て支援アドバイザーの福与理恵が講演。1.人格12.価値観3.能力4.行動5.環境について、ほめる時は1.から、叱る時には5.から行うことが効果的とのアドバイスは、子どもの接し方に悩む母親や、ワーカーズとして参考になるものでした。
2部では、グループワークに取り組みました。8つのグループに分かれ、課題と解決策を出し合い、グループごとに発表しました。道路の危険や公園、愛らんど(子育て支援センター)等公共施設の使い勝手に課題があり、地域で注意されることも多く、孤立しがちな子育ての現状が数多く出されました。これに対して、一時保育等行政に対してもとめる事も多く上がりましたが、情報を得たり、コミュニケーションを通して解決できることも出されました。
子育て支援課長は、挨拶で、子育てと働き方を一緒に捉えたドイツのパーセント労働に触れ、最後までご一緒されたことに参加者の満足度は非常に高いものでした。
ネット・横須賀は、開催に当たり、市や報道関係などへの働き掛けを提案し、ともにすすめました。また、横須賀市と三浦市の子育て関連事業を調べ、当日の配布資料にまとめる作業を通して気づくこともありました。
ゆ・にっ・と横須賀では、今年度に続く予算要望としてまとめることにしていますが、市民事業の可能性なども含め、子育てしやすいまちとなるよう提案をすすめます。
各グループから出された主な課題
A ・環境 ・食育 ・交通 ・都市計画・つながりと支援 ・遊び場
B ・公共交通機関の使いにくさ ・自転車道 ・通学路・遊び場 ・学校開放 ・教育費 ・医療費
C ・公園の使い勝手が悪い ・自転車に安心して乗れない
・小児科が少ない ・中学校に給食を
D ・放射能の心配 ・公園の使い勝手 ・一時預かり・子連れで映画やコンサートを楽しみたい
E ・雨の日の遊び場 ・病院 ・道路 ・プレーパーク・情報
F ・保育園 ・一時保育 ・病児保育 ・愛らんど・公園 ・近所づきあい
G ・一時預かり ・病児保育 ・ワークライフバランス
H ・まちの様々なバリア ・公園 ・近所づきあい・自転車