2009年1月22日(木)の午後、神奈川ネットワーク運動 2009年新春の集いが開催されました。神奈川ネットワーク運動(以下NET)は、県下に28の地域ネットがあり、地域ネットを支える市民とともに30人の女性議員が活動しています。地域ネットそれぞれが地域政党です。でも、地域政党という概念は、日本の政治文化においては、よくわからないというのが正直なところではないでしょうか?まあ、全員で議論したわけではないので、他の地域ネットのメンバーがどう思っているかわかりませんが、私自身議員でもないのに、なんで日常に政治的活動をしているんだろう、普通の主婦なのにって思っていますから、理解されにくくて当然かもです。さて、NETはなんで女性だけ?という質問もされます。どうして2期8年で辞めちゃうの?という質問も多いです。一つ目の答えは、日本のいろいろな分野で男女共同参画の状況が世界的にみて遅れているからで、女性の参加をいろいろなところにひろげていきたいからです。2期8年で辞めるのは、議員という立場を既得権益にせず、市民の政治参加を拡げていくためだからです。そうなると今の日本では、男性の立場だと逆にそれが難しいからですね。でも、日常の政治への市民参加の部分では、老若男女問わずの参加がとっても大切です。ということで、”市民力でひろげよう”というタイトルにやっとつながりました。あと肝心なところ忘れていました。2期8年で辞めるのは、今の市民の年金制度とあまりにかけ離れて優遇されている議員年金制度の問題があるからです。NETは地方議員年金制度の廃止運動にずっと取り組んできましたが、今またアクションを起こしています。それは、また後日レポートします。
新春の集いには、国政政党からもたくさんの来賓がお見えになりました(選挙もあるしね)。衆院選挙の横須賀・三浦エリアでは、元首相小泉氏が引退を表明し、次男にバトンタッチさせるおつもりらしいです。代々引き継いできた地盤は、硬い硬い、岩石状態だと思われますが、議員の世襲ってどうなの?という疑問が最近はますます強くなっている方も多いのではないでしょうか?今の首相の方も、前の方も、その前の方も・・・。さて、瀧川議員と一緒に写っている若い男性は、某党候補者の横粂君です。国選弁護も手がけてきた弁護士さんで、地道にがんばっているようです。
今度の選挙をきっかけに、夢も希望もないような今の日本を、そして横須賀をチェンジできるよう、米国のようにおおぜいの市民が関心をもって、そして、少しづつでもいろいろな活動に参加する人が増えたらいいですね。(M2)