まちづくりレポートNO.63-①

憲法を生かそう!守ろう!

改憲の狙いは、国家による国民の支配

 

 戦闘員200万人、非戦闘員100万人、合わせて300万人もの尊い命を犠牲にして、たどり着いた憲法9条。世界から注目されているにもかかわらず、今変えようという動きが活発です。

 政府が守らなくてはならない「立憲主義」をやめて、国民が守ることとする絶対主義的な、「自民党改憲草案」まで現れています。

 改憲論者は、国益のために、という常とう句を持ち出しますが、参加を検討している、「TPP」への参加目的を見ても明らかなように、国益という言葉にすり替えた、多国籍企業のための協定あって格差を前提とした、資源や安全・コミュニティーを奪う恐ろしいものです。自然と共に地域に根差した生活をする事とは相いれないものがあります。

54基もの原発を作り、海外にまで輸出を企て、軍隊を持たないはずの日本が、戦後67年を経ても米軍の常駐を許し、軍事費世界5位という事実は、憲法を使いこなしてこなかった証です。

 原発事故を経験した日本は、今こそ地域で、エネルギーから食までを、「職」につなげて創造することが求められます。誰の権利をも奪わない、人権を守る現行憲法の理念に基づいた、暮らしを可能にします。

ようやく成立・生かそう

 「子ども子育て関連三法

 半世紀に一度といわれる保育制度改革が民主党政権下に成立、H27年度スタートに向けて各自治体が動き出しました。福祉・教育にも範囲を広、子どもの育ちを応援するものです。

 少子高齢化時代の子育ては、気軽に相談でき知恵を得る機会も少なく孤立しがちです。

 本市には、祖父母が地方にいる家庭も多いので、地域コミュニティーの再生にもつなげ取り組が求められます。

 ネット・横須賀では、市の支援もなく、きめ細やかな事業を行う市民活動や事業を支援してきました。制度への転換のために全力投球します。

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