まちづくりレポートNO63-③
新焼却場建設は、市民の知恵で環境負荷と無駄遣いを止めよう!
アセス前に協定書締結?!
横須賀市では、三浦市と共に平成31年度稼働を目途に、新焼却場と不燃ごみ選別施設の建設を予定しています。場所は、横浜横須賀道路横須賀PA付近、相模湾側の高台です。
現在、県の環境アセスメント手続き中にもかかわらず、59mという煙突の高さと、廃ガス自主規制の項目と値を、市と地元の対策協議会で協定書を結んで決定しています。
しかし、新たな焼却施設は、これまで不燃物として埋め立て処分していたバケツやおもちゃなどを高温焼却で処理する方式に変わります。東京23区では同じような処理方法で、規制項目となっていたので、基準値を超える水銀が検出されて稼働停止になりました。水銀は環境や健康を守るためには重要な項目ですが、結ばれた協定書では除外されており課題です。
施設規模の見直しにより、430tから360tになったそうですが、229億円にのぼる整備費用が見込まれています。少子高齢化時代に向かい人口減少は明らかで、1日一人当たりの総排出量も、まだ1kgもあり、ごみを出さない暮らしを選択する市民が増えれば、さらに施設規模を小さくすることは可能です。
地元住民さえ知らされない対策協議会、施設の範囲を決める都市計画作業が先行して行われる等、手続き的にも問題とる進め方をしており、大勢の市民で取り組む必要があります。
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