原子力空母から放射性廃棄物搬出

4月17日原子力空母ジョージワシントンがら放射性廃棄物のコンテナ3個がクレーンでの搬出作業が行われました。

1964年の原子力艦(潜水艦)初寄港時に交わした外交文書「エードメモワール」で、動力装置の修理を行わないこととと、放射性廃棄物を艦外に出さないことを約束しています。

しかし、2008年原子力空母の母港化以降、米軍は定期修理という形で、毎年1月には米国から600人の修理工を招き、放射能汚染された一次冷却水を交換する作業と、高温高圧の一次冷却水が循環する配管の痛んだ部分を交換する作業が必須のため、定義を変えて実施されています。

ネット横須賀も参加する原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会では、このことを問題視して、監視行動や市への抗議とともに市民への報告も行っています。

17時から1時間横須賀中央駅で行われた、ちらしを配布行動に参加しました。10人以上がちらしを配布しましたが、私は高校生など若い世代が受け取ってくださった時に、「こちらもお持ちください、詳しく書いてあります。」と、パンフレットとリーフレットをお渡しすると、受け取ってくださいる方が多く、関心を寄せていただけることを感じました。

放射能事故の半数は基地入港中や修理工事中に発生しています。