自衛隊が先制攻撃可能なトマホークを所有「配備撤回を求める請願署名中」

巡航ミサイルトマホークの射程距離は1600㎞。米海軍横須賀基地のイージス艦11隻全部に搭載されています。湾岸戦争・イラク戦争で横須賀を母港とする米艦船が、国際法に違反して先制攻撃を行いました。2025年6月にもイランへの核関連施設への攻撃にも使われました。

そのトマホークを、2025年4月から3年かけてアメリカから400発購入し、呉・佐世保・舞鶴と共に横須賀の海上自衛隊の護衛艦に配備されることになりました。すでに2024年2月には、米海軍横須賀基地のイージス艦の戦闘指揮所で自衛官が発射までの手順を扱うシステムの操作方法を米兵から学んでいます。

これは、2022年12月岸田政権下で、「安保三文書」が閣議決定された、5年で防衛費を倍増し反撃(敵基地攻撃)能力を持つことに沿うものです。まさに専守防衛の形骸化、安保転換といえる状況です。

横須賀市内では、複数の市民団体で市議会等に対して、弾薬庫が住民の近くにおかれること、旧軍港市転換法に基づき平和産業港湾都市に向けて努力している町が戦争の加害国になりうることを懸念し、「トマホークを海上自衛隊に配備しないよう国に求める請願・署名運動を展開中です。

駅頭などで活動をしていますので、署名にご参加ください。