4、気仙沼市本吉町寺谷「あそびーば」 (冒険遊び場協会神林俊一さん)
日本冒険遊び場協会の被災地支援事業として行われている子どもの遊び場。
阪神大震災の時にコラボをした曹洞宗系のボランティアグループ社団法人プレ公益シャンティの協力を得ている。出迎えてくれたのは、プレーリーダーの、「かんぺー」こと神林俊一さん。
プレーパークは、戦後のデンマークで、まちなかの廃材置き場を利用した遊び場が発祥。当初子どもが邪魔ものにされた阪神の震災での反省を踏まえて、4月から現地入り。出来上がった公園ではできない、子どもが生み出す事をサポートする。 10月までの予定だったが、年度いっぱいまで延期を決定した。場所の選定や整地などで協力を得、始業式に挨拶させていただくなど、コミュニティがしっかりしていることで、引き上げ後の継続に期待を寄せている。土地が広く遊び場や遊びが特別に意識されてこなかった土地で、子どもも力を発揮して遊び場を進化させ、青空カフェにはお年寄りの常連もあるとのことで、少しづつ、遊びと遊び場の意義に対する理解が進んでいる様子だった。