岡本久美子(ネット横須賀)
5月28日、元消防署職員、現在みやぎ災害救援ボランティアセンターで活動を続けている戸田和夫さんを講師に、宮城の現状と減災に向けたまちづくりについて学習しました。被災地では復興のインフラ整備計画(上・下水道、病院)など、国・行政の対策が遅れている一方、ボランティアセンターでは災害時の振り返りや、復興計画づくりが着実に行なわれている現状を話されました。
神奈川県でも大震災と津波被害が想定されています。教訓を生かすために、
①ボランティアに任せるのではなく、本来は地元被災者本位で復興計画をたてるべき
②居場所特定には携帯電話が効力がある
③復興活動について事前の計画を話し合い、文章化する
④避難所には生活用品の持ち込みが必要
⑤瓦礫は最初から分別することで、経費が削減され雇用も生まれ、処理量も減少する
⑥仮設住宅へ掃除機を持参して訪問することで、安否の確認ができる。
などヒントをもらいました。
地域で話し合い、備えることが大事です。