「(仮称)横須賀市と地域運営協議会との協働による地域自治推進条例」 骨子(案)についてのパブリックコメントを提出しました
ネット・横須賀では、地域運営協議会が、真の市民自治を行う主体となりえるか疑問を持っています。先行して取り組んでいる追浜や浦賀では、今回の条例案と同じでありながら、議決経ない「要領」で実施されています。運営費に10万円の補助を受けており、確かに、独創的な活動が行われているようです。しかし、参加団体が地域住民の代表とは言えませんし、地域では解決出来ない課題に取り組んできたNPOなどが構成団体に入っておらず、ニーズや課題とのマッチングに課題があります。そのため、自治基本条例を制定し、その中に位置づけることが必要と考えて、発言してきました。
この度、自治基本条例制定前に、地域運営協議会の条例化の動きがありましたので、パブリックコメントに意見を提出しました。 NPOの参加が入り、地域住民に対して、意思決定における透明性の確保を求める内容になっていますが、予算的措置も含まれているものの、予算を決める議会との関係がないことなど、慎重な議論が求められます。
横須賀市パブリックコメント条例案はこちらです。
瀧川君枝