実践して提案を続ける
6月29日、ゆ・にっ・と横須賀の19回目評議員会を開催しました。生活クラブ生協と、NPO法人やワーカーズコレクティブ等で市民事業を行う8団体からなる、地域福祉をすすめる活動をしています。ネット横須賀は事務局を担っています。
自治体が策定する地域福祉計画に対して、地域福祉市民計画を策定しようと2004年から活動を始めていましたが、計画を策定したのは2018年になりました。9つの基本方針では、福祉面だけでなく安全保障など様々な視点が必要なこと、横須賀の寄港や自然を生かしたまちづくりで環境や食の安全を守ること、福祉関連の法律や制度をとらえ続け、縦割りにとらわれないニーズや課題を掘り起こすことや相談できる機能を充実させ、情報共有を図り、市民でできることを実践し、できないことは「市民提案」として行政と課題を共有すること、市民参加による市民事業や公助・共助の充実を図ること、拠点をもつことなどです。
この方針のもとに取り組んだ2023年度の活動を報告しました。市民提案でいくつか改善できたこと、出前トークを活用した行政との意見交換の場を2回実施し、よこすか子育ち応援ネットワークの活動に一緒に取り組み、ふれあいフェスティバルにひとり親の会のNPO法人ひまわりさんの参加を広げ、通信を2回発行したことなどが報告できました。
終わった後にいただいた、参加団体であるサポート横須賀フラウエッセンのおいしいお弁当がしみました。
また、方針としては、「防災・災害対策」をテーマとすることに決め、早速2部で、出前トーク「横須賀市の災害・防災対策」を実施しました。
参加団体の実践を受け、ネット・横須賀は、内外の様々な情勢をとらえ、他の自治体との比較や、市議会や市民活動などをとらえながら、提案を続けるためにバックアップしていきたいと考えます。