参政党神谷代表発言への抗議に参加

7月3日に始まった参議院選挙で、日本人ファーストを大きく掲げる排他的な参政党党首が男女共同参画は間違いだった、子ども一人を生んだら月10万円給付すると発言。また、福島の原子力発電事故が起こったにも関わらず世界一の原子力技術がると潜水艦を日本海に置こうなど、大衆を前に発言したことに、賛意や笑いがおこる現象が起こった。

参政党はオーガニックや反コロナワクチンに共感する若者に人気を集めてきたが、大きく様変わりして参院選には多くの候補者を擁立してきた。

これまで、女性の政治参加やジェンダー、平和運動などで運動してきた多くの方が危機感を募らせ、武井由紀子弁護士の呼びかけで、7月6日には、桜木町で緊急アクションが開催され、私も「騙されないで!参政党」のプラカードを作り参加した。150人もの参加があり、各地でも呼応した活動があった。

様々な事情で子を持つことができなった方や、政治に利用されることに次々と発言があった。政府は、性教育を母体の健康を促すプレコンセプションケアを呼びかけることに違和感を持っていたところで、男女が尊重しあう「包括的性教育」の導入が必要と考えていたところだったので、参政党への違和感は確信に変わった。

自公政権や既成政党では解決できないと、米価にも及んだ物価高騰や構造的な差別にストレスがマックスになっている今、敵を作ることで多くの賛意を得る手法はヒトラーを思わせる。惑わされないようにと強く思う。

※東京選挙区のさや候補が、下核爆弾は安上がり・徴兵制は教育効果もあるなどと発言し、参政党の問題がクローズアップされるようになったものの投票行動は見通せない厳しい状況。引き続き横須賀でも13日、モアーズ付近で行われ33人が参加してそれぞれの思いを述べた。道行く方が大きくうなずかれたり立ち止まって聞かれる方もあったことは良かったと考える。