異常気象でも子どもの遊び場を
異常気象が続いています。真夏とはいえ、毎日のように30℃以上となる日が続き、夏休みに入った子どもたちを安心して日中外に送り出すことが難しくなっています。
夏休みに入る前、市内の小学校からは、校庭開放を行わないと通知がありました。一方、市営プールと学校プールの施設開放は実施されました。しかし、一部の小学校ではプールの開放が行われませんでした。
市では市営プールを廃止する方向で、その場合は近隣の小学校のプールに監視員を置いて個人や団体利用ができるよう市営プールに準じた運用を始めており、久里浜地域などで活用されています。
プール開放されなかった理由を確認したところ、「夏休み前にプールの授業が終了したため夏休み中にプールを管理する必要がないことからプール開放も行わない。」ということでした。
町内会やスポーツ団体、学童クラブなどが利用していましたが、近隣には市営プールもなく、電車やバスを必要とするため団体利用のハードルは高くなりました。
根岸と長沢岡村公園にある市営プールは、近隣に住宅が多く駅からも近いので遠方からも出かけやすく、公園内には植え込みなどもあり昆虫採集もでき木陰は涼しく自然の恵みを感じることができる、貴重な遊び場と考えます。
全部を廃止するのでなく、残すことも考えるべきです。
さらに、コミュニティセンター集会室等の午後の無料開放をさらにすすめ、雨の日や夏場でも遊べる身近な居場所を整える必要があります。