平成22年度予算編成における市民提案を提出

吉田市長と面会、こども施策のいっそうの充実を要望

神奈川ネットワーク運動・横須賀では、毎年市の予算編成に向けて、私たちが考える政策の観点から、市民提案を提出しています。今年選挙によって新しく市長になられた吉田市長と、市長になられてからは、神奈川ネットワーク運動・横須賀としては初めて面会し、短い時間でしたが懇談させていただきました。
 市長の周辺はというと、9月議会では厳しい質問が続き、副市長人事も難しい状況になっています。横須賀市というまちは、市政運営がたいへん難しい性格をもっているので、やはり苦戦されているようです。私たちは、政策が一致する点では、応援していきたいと思っていますし、もちろん違う部分は、わかっていただけるようにこちらも努力していきたいと思っています。
 今回、市民提案では、まちづくり、環境、こども、食の安全、市民自治、高齢者、障がい者、医療、防犯・防犯の九つのテーマで延べ47項目について、提案しました。
 吉田市長は、マニフェストで箱物はもう作らないということをうたっていますが、救急医療センターの件でも、約束を守るのには、難しい側面がいろいろあるようです。私たちは、今の場所の方が地の利としてもいいし、改修することで十分というふうに考えています。今まで、新しく建てる場合と改修の場合のコストシミュレーションが出されていないので、数字が出されることを期待しています。さて、市長とは、約束の時間よりも少ない時間しかお話できませんでしたが、こども施策について、強化を要望しました。本市は、一人親家庭が増加しており、こどもがいる世帯の4世帯に1軒が一人親世帯という非常に高い割合です。こどもの育つ環境が危うい状態なのです。厳しい財政状況とはいえ、予算をかけてほしいところです。また、市民とどのように協働していくのか、お尋ねしたかったのですが、うまく伝えることができませんでした。最後に、マニフェストの工程を作成して、市民に公表してほしいと要望して面談を終えました。