蒲谷横須賀市長は、公約であった通常型空母の要求を早々とあきらめ、原子力空母を容認する発言をしてしまいました。原子力空母の母港化反対の50万人署名を無視し、おざなりな市民の意見を聞く会を2回開いただけでの結論でした。市民があまり知らないうちに決めれば、ことはすむとでもいうように…
神奈川ネットワーク運動・横須賀は、原子力空母配備問題について、市民の命と健康を守る観点と環境への影響の大きさから、まず市長宛に容認発言の撤回と国内の科学者による調査チームの設置などの要望書を提出し、文書での回答をお願いしましたが、なしのつぶて。
そのため、この問題について多くの市民が知り、原子力空母の母港化について意思表示をする機会をつくることが大切と考え、他の市民団体とともに「原子力空母の母港化の是非を問う住民投票条例の直接請求運動」に取り組むことにしました。11月10日に署名を開始し、11月22日現在、受任者の数は約2030人です。受任者の数は日々増えています。そして、今日はなんと横須賀市出身の俳優、Kさんが、運動の拠点事務所に来所され、受任者を引き受けたとのビッグニュースが飛び込んできました。今後、平和について考えてほしい若い世代へのアピールになることを願っています。それにしても、首都圏が一番電気を使っているのだから、地方に原発の負担を負わせずに、首都圏に原発をつくろうということになったら、議論はどうなるのだろうか?もっと関心は高くなるのかしら?(MK)