安全で平和な空のために

11月29日に米空軍横田基地所属のCV22オスプレイが。屋久島沖で墜落して8名もの尊い命が失われた。

横須賀市内ではわからなかったが、事故直後神奈川県内で多数目撃されたこともあり、12月4日、国に対して飛行中止や飛来・離発着情報の公開等を求める県への申し入れに参加した。

 

県によれば令和2年秋以降南関東防衛局から情報提供がされていないとのことで、神奈川ネットでは県民による情報収集の仕組みづくりも提案した。

 

2007年から実戦配備している米国は、開発段階から多数事故を起こし、今回の事故を受けてようやく2026年で製造を中止すると発表があった。しかし、2050年まで運用するとしている。

また、日本でも陸上自衛隊が佐賀に配備する計画で、既に木更津で14機を暫定的に受け入れている。今後3機加えることとしており、危惧されるところである。

 

国内におけるオスプレイの飛行情報は、航空法の規定に基づき米国といえども国交省に連絡しており、南関東防衛局に情報提供されている。オスプレイを配備するのは、日本と米国のみである。検討の結果導入をやめているのであり、日本への導入は大きな問題である。

 

※12月8日付の東京新聞によると、米空軍で51機、陸軍27機、海兵隊400機を保有。日本では普天間飛行場で海兵隊仕様MV22を24機、横田で空軍仕様CV22を6機(今後4機増)配備し、人員や物資を輸送している。